何処かにある空間の記憶
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ひとかけら
fragment

星の数ほどある砂
見つけたひとかけら

ちいさなちいさな
ひとかけら

土曜日のやわらかな
初夏の朝
二人だけの物理学

モノとモノは
互いに引き合うっていってた
モノだけじゃなくて
人と人も

隣でノートをとるあなたと
ひとかけらみたいなボクも
きっときっと
引き合ってる

放課後
りんごジュースを飲む
あなたに
「映画にいかない?」って
勇気を出して
誘ったことを

今も覚えてるよ
ちょうどこんな風な
風が涼しい
初夏の放課後